少年5人逮捕 路上生活者の男性を殺害した疑い
23日、岐阜市で路上生活者の男性を殺害したなどとして岐阜県警が県内の少年5人を殺人容疑などで逮捕したということです。
捜査関係者によりますと、少年らは3月25日未明に岐阜市内の橋の下で生活していた無職渡辺哲哉さん(81)に石を投げつけるなどして殺害した疑いがもたれています。
渡辺さんの死因は脳挫傷と急性硬膜下血腫だったということで、遺体の状況などから岐阜県警が殺人事件として捜査していたそうです。
渡辺さんは事件前、警察に「石を投げられる」と相談していたといいます。
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少年たちはどんな育てられ方をしたのでしょうかね。
こういった事件を耳にするととてもつらい気持ちになります。
私の親は、自分(親自身)にとって都合が悪いことを私がすると怒ります。
しかし自分にとって無関係な事(私が友達に悪いことをした時など)は怒らなかったです。
結局私は悪いことの線引きが分からぬまま育ちました。
その後、心優しい友達と喧嘩をして仲直りしたり、先生に怒られたりして、周りのおかげで何とか悪いことの線引きの軌道修正をすることができました。
私の親は、周りの人を馬鹿にする発言を毎日のようにしていたので、私も自然と親と同じような発言をしていました。
小学生の頃、自分よりも下の人間と認識した相手に対しては、陰で悪口を言っていました。
親と同様、陰口を言って優越感に浸ることが正しいと認識していた子供時代でした。
もしも軌道修正する前に私と同じ価値観を持った人と出会っていたら、私もこのような少年たちと同じような犯罪をしていた気がします。
非常識な発想を複数人で共有していまうと、もっと大きな非常識な発想にエスカレートしてしまう気がしています。
似たような非常識な価値観を持った人間と出会わなかった私は、ただ単に運が良かっただけなのだと思います。
子供がやること全てにおいて親の責任だとは思いません。
しかし子供は親と学校の世界観の中で生きています。
親自身の心ある発言や態度の日々の積み重ねは、子供の心の成長にとってものすごく大切なことだと確信しています。
心ある人が親が増えていくと、このようなニュースが減っていくと思います。
本日もお読みいただきありがとうございます。