レムデシビルを日本に無償提供決定
8日、米製薬会社ギリアドサイエンシズの日本法人は、厚生労働省が新型コロナウイルス感染症の治療薬として特例承認した「レムデシビル」について、当面は日本での処方分を無償提供すると明らかにしたとのことです。
同社はすでに世界で14万人分を臨床試験に無償提供すると発表しているそうで、今回はその一部に含まれるということです。日本への供給量は明らかにしていないとのことです。
レムデシビルは米食品医薬品局(FDA)が緊急使用を認めたが「安全性と有効性は限られる」と指摘しているそうです。日本の国立国際医療研究センターなど、各国で臨床試験が行われているそうです。
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レムデシビルとは
レムデシビルとはギリアド・サイエンシズというアメリカの製薬会社が作っているお薬で、点滴で使用するお薬です。レムデシビルは、この製薬会社がもともとはエボラ出血熱の治療のために開発を進めていた薬剤です。研究開発段階のお薬でしたのでまだどの国や地域でも承認されておらず、投与されたのは臨床研究としてコンゴ民主共和国のエボラ出血熱方のみとなっています。また、その際にも改善効果は見られなかったといわれています。(引用元 clinic for)
新型コロナへの効果
すぐに投与すると、39度以上あった発熱は、24時間で37度程度に下がり、血中酸素濃度も回復。息切れもしなくなったという。最初の投与から5日以内には退院できるまでになった。(引用元 朝日新聞)
レムデシビルの副作用は
まだ臨床試験段階だったため起こりうる副作用や、その頻度は不明であるものの、臨床実験の段階では肝機能障害、下痢、皮疹、腎機能障害などの頻度が高く、重篤な副作用として多臓器不全、敗血症性ショック、急性腎障害、低血圧など(引用元 clinic for)
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効果や実際の副作用はこれから明らかになっていくと思いますが、取り急ぎの薬としては医療崩壊を防ぐためにも役立つ薬なのではないかと思っています。
ただ、致死率を劇的に下げる効果は見られなかったという記事もいくつかありました。
様々な副作用のことを知ってしまうと、私なら接種したくないなと思ってしまいます。
しかし、もしも自分がこれから先新型コロナにかかって重症になった場合、副作用とか関係なくレムデシビルを点滴してほしいと願うと思います。
無償提供、ということもとても好感が持てます。
そして少し時間はかかるのかもしれませんが、ワクチンの開発を早急にしていただきたいです。
本日もお読みいただきありがとうございます。