母親首絞め、31歳女逮捕 「Wi-Fiを付けてくれない、殺そうと思った」
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、自称・東京都に住む無職の31歳の女です。
女は6月16日午後2時ごろ、札幌市東区の共同住宅の1室で、60代の母親の首を手や荷造り用のビニール紐で締め殺害しようとした疑いがもたれています。
警察によりますと、女は「母親の首を絞めた」と自ら110番通報し、警察に自首したということです。
母親の首は赤くなった程度で、けがはありませんでした。
警察の調べに女は、「殺そうと思った。日ごろのうっぷんがたまり、突発的にやった」と容疑を認めています。
女は4月上旬、北海道の方が新型コロナウイルスに感染しにくい可能性があるとして東京から実家に戻り、母親と暮らしていました。
しかし実家にはWi-Fiの環境がなく、「つけるように頼んでもつけてくれない。お金が大事で私のことを何も考えていない。母親はうそをつく」などの不満があり、事件直前に口論になっていたということです。
警察は女の責任能力を含め調べを進めています。
ーyahooニュースよりー
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この事件の被害者である母親はどんな親だったかは分かりませんし、加害者が嘘をついている可能性もありますから、このニュースについてはコメントは控えたいと思います。
今日は少し毒親について書いてみたいと思います。
子育てとは、妊娠、出産を経て、子供の成長と共にずっと積み重ねていくものだと考えています。
子供が自立をし、親元を離れて暮らしていると、親子関係が良好なものになったりします。
親も子供も、関係が本当に良くなったと勘違いしてしまうのです。
しかし、何年何十年と積み重ねた良好な関係性の実績が無いにもかかわらず、急に親子関係が本当の意味で良くなるはずがないのです。
親元に戻ったら最後。
少しの亀裂であっという間に崩れてしまいます。
自我の芽をまた切り取られてしまい、働く意欲さえ削がれる可能性が高いです。
毒を持った親の家から一旦離れることができたのなら、私は決してどんなことがあっても親の家に戻ってはいけないと思います。
もちろん、短期的な里帰りなら、まやかしの良好な親子関係のまま過ごせると思いますが。
私の親も完全に毒親です。
私の親の家ももちろんインターネット環境はありません。時代が昭和後半で止まっている人なんですよね。
親の理想に当てはまらない事には一円もお金を出してくれなかった人ですから。
いつも「どうせ無理なくせに」「ほら失敗しただろ、金の無駄した!」
と言われながら育ちました。
私は今はありがたいことに他人に救ってもらって今の生活基盤を手に入れることができています。
一時はどん底でしたから。
親元に帰ろうかなと思いましたけど、そうならないための選択肢を必死で探しました。
毒親に育てられた人は、自分だけの発想力だけでは人生を大きく変えることは難しいと思います。
そんな時にはなるべく多くの他人からの意見に耳を傾けることです。
自分にはない意見を他人は持っています。自分よりも成功しているような人に意見を求めるのです。
もちろん、意見を聞くだけです。人を見る目がないうちから依存傾向で他人に意見を求めていると詐欺に遭いやすいからです。
他人の意見をかき集めて、最終的に自分で選択するのです。
自分で自分を救ってあげられる人が一人でも増えますように。
本日もお読みいただきありがとうございます。